【本の簡単な紹介】
子どもの才能を引き出すためのアプローチを紹介した書籍です。具体的な例を交えながら、親がどのように関わることが重要であるか、子どもが自然と才能を発揮する環境づくりの重要性などを解説しています。運動、知能、感性、社会性を育むための方法として年齢に合わせた活動も紹介しており、すぐに家庭で実践できる内容となっています。
【なぜこの本を読んだのか】
子どもの才能って何なのかな、子どもの才能を開花させてあげたいなと思っても、それでは何をすればいいのかというのは難しいです。あらゆる習い事や体験をさせることで子どもの才能を探していく人もいますが、正直そんなに習い事もいくつも通わせられないです。子どもの才能は幼少期に決まる!そのために家庭でできることをまとめたこの本を読んで、自分なりに家庭でできるサポート方法を学びたいと思いました。
【面白いと思った箇所】
・子どもの才能を伸ばすために大切なのは小学校入学までの乳幼児期
・どんな時代にも対応できるのは「自分で考え、解決する力」「自分を信じる力」「豊かな人間関係を築くコミュニケーション能力」の3つ。
【自分の考え、本への思い】
子どもの才能を伸ばすためには、小学校入学までの乳幼児期に子どもがとにかく興味あるもの、関心があるものに集中できる場面を作ってあげることが大事。どうしても親の目から見るといたずらに見えたり、なぜ何回も?と思うようなことがありますが、それでも子どもが自らやりたいと思ってやっていることに対してはとことん付き合っていくことも必要です。子どもには子どものペースがあり、それを見守るのが親の役目。親が困ったなと思ったことも、集中力・才能を伸ばす機会ととらえて、親の都合ばかりにとらわれずに、子どもの成長を見守っていくことで、将来子どもが才能を開花させる手助けをできればと思いました。
【まとめ】
結局、子どもも自分がやりたいと思うようなことでなければ集中して取り組むことなんてできません、親があれこれお膳立てしてやることを用意したところで、子どもがそれ自体に興味持たなければ、単に親のエゴや自己満足で終わりです。親が掲げる理想に子どもを当てはめるのではなくて、子どもが意欲的に取り組んでいるものをチャンスととらえて、その活動に思う存分取り組める環境を整えサポートしてあげることが親の役目だと改めて感じました。