子育てで困ったら、これやってみ!てぃ先生

【本の簡単な紹介】

保育士、育児アドバイザーである著者が、日常でおこる子育てでの様々な悩みについて、具体的な解決策を提案した本です。場面・項目ごとに135のポイントを説明しており、どれもすぐに実践できる内容ばかり。子育てで困ったことも、楽しく乗り越えていけるようなアイディア満載の一冊です。

【なぜこの本を読んだのか】

休日の子どもとのおでかけの疲労感がすごいです。。5歳の娘の久しぶりの癇癪にホトホト疲れました。些細なことがきっかけなのに、今思えば単純に子どもも疲れていて眠かっただけとわかるのに、親である自分もヒートアップしてしまいました。情けない。。。子育ての困ったを、ポジティブに解決してくれそうなこの本を読んで気分転換をしたいと思い手に取りました。

【面白いと思った箇所】

・聞く力と見る力を同時に働かせるのは難しい

・泣き止んでほしい時は、泣いている理由を聞いて、気持ちを認めるのが近道

・子どもの器はまだ小さい。「理由を聞く」と「叱る」は分けて行う

【自分の考え、本への思い】

子どもが親の話や問いかけなどを聞かないことはよくあります。ただこれには理由があって、子どもにとって単純に見る力と聞く力を同時に働かせるのは難しいことだからです。見ることに集中しているときっと本当に聞こえていないんですね。それを、無視されたと思って「なんで聞かないの?」と問い詰めたところで仕方のないこと。聞いてほしい時は、まず聞いてもらえるようなアクションをこちらがとる必要があります。そこで効果的なのが、①先にスキンシップをとる②「いまからお話しするね」とアナウンスする③お名前を読んでから話すの3つ。頭ごなしに聞かないことに腹を立てたり嘆いたりするのではなく、聞くと見るを両立させるのは難しいと把握してこちらから聞いてもらえるような工夫をすることが大事です。

【まとめ】

いつの間にか、発達以上のことを子どもに求めてしまっていたんだなと反省しました。食べてほしい時の「あと一口」は子どもにとって重い、聞くと見るとは同時にできない等、子どもの事情を考慮せずに、勝手に自分の尺度でできるはずと思いこんでいることがあります。自分の勝手な理想の行動からそれたことをした際に都度注意したり時に叱ってしまうのは、独りよがりで子どもに寄り添えていない証拠だと痛感しました。子どもと過ごせる貴重な時間、楽しく幸せな時間が長く過ごせるように改めて子どもの立場をふまえた言動で「遊び心」を持って接することができるように過ごしたいです。

タイトルとURLをコピーしました