医師が教える子どもの食事50の基本 伊藤明子

【本の簡単な紹介】

小児科医である著者が、子ども達が健康的に成長するために必要な栄養素や食べ方、食事について詳しく解説しています。具体的なメニュー例や料理のポイントも紹介されており、親子で実践しやすい内容となっています。また、食べ物に関する迷信や誤解についても触れ、根拠のある食生活を提案しています、子育て中の方や子どもたちの食事に悩んでいる方におすすめの一冊です。

【なぜこの本を読んだのか】

家族との食事は楽しくとりたいなと思いつつ、自分の思う正しい食事を食べさせるためについ厳しくなってしまうことがあります。子どもに最高の「食べ物×食べ方」を知ることで、自分の考える正しい食事を振り返るとともに、大事なポイントを押さえて食事を提供し、楽しい食卓につながるようなヒントを得たいと思いました。

【面白いと思った箇所】

・米を食べるときは雑穀を混ぜる

・バナナ、キウイを朝食に

・だしは粉末でOK

・嫌がる食材でも8~15回は食卓に出す

【自分の考え、本への思い】

こうした方がいいんだろうなという漠然としていた点も含めて、普段の食生活に取り入れるべき内容が端的にまとめられており、提案内容とその理由が分かりやすかったです。既に実施できている項目もいくつかありましたが、特に朝食に取り入れたい卵やフルーツについては日によってばらつきがあったので日常的に取り入れようと思いました。また、取り入れるべき理由も学べたので、食事の際にはなぜ食べた方がいいのかについても子どもと会話できるようにしたいです。また、粉末の出汁OKについては、安心しました。なぜなら、この前親と買い物して粉末出汁を買った際に、昆布のおいしさを説かれ大量にもらうことになったからです。美味しい昆布でとる手間のかかった出汁は美味しいだろうと思いますが、毎日丁寧に出汁をとる時間をとれない自分に罪悪感がありました。。現在の便利食材も活用しながら、ストレスを感じすぎないように食事作りに臨みたいです。

【まとめ】

楽しく食事をしたいけど、バランスよく!とだけ心がけていると、どうしても子どもにあれやこれやと言ってしまいがちです。おさえるべきポイントをおさえ、肩の力を入れすぎずに食卓を囲むことがベストだと改めて思いました。それなりに頑張って作った食事を残されたり嫌いだと言われたりすると凹んでしましますが、親が楽しく美味しそうに食べていればいつか食べるようになると前向きに考え、これからも楽しい食事の時間を家族で作っていきたいです。

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