【本の簡単な紹介】
モンテッソーリの理論と実践に基づいた子どもの教育に関する本です。自己理解や自己肯定感を培いながら、子ども達が自分自身や周りの世界に触れ、自発的に学び、成長することを支援するための具体的な方法やアイディアが提供されています。
【なぜこの本を読んだのか】
様々な著名人が受けてきて話題となったモンテッソーリ教育とはどのようなものか気になっていました。自分の才能を伸ばし、活かしている著名人が幼少期にどのような教育を受けてきたのかを知り、家庭で取り入れられる内容があれば参考にしたいです。
【面白いと思った箇所】
・従来の日本の教育が一つの教育プログラムに子ども達を合わせていくのに対し、モンテッソーリ教育は、子どもをよく観察しその子に合った教育プログラムを提供している。
・モンテッソーリ・メソッド三つの基本は①子どもの自主性を最大限にサポートする、②生き方の基礎となる体験を提供する、③「敏感期」に基づいた関わりをする。
【自分の考え、本への思い】
一つのプログラムに子どもを合わせるのではなく子どもに合ったプログラムを提供し、自律した子どもを育てるというのには共感するし、自分の子も通わせてみたいと思いました。ただ、モンテッソーリ教育を受けられる園は近所にないし、今の通わせている園や自分の仕事を含めた住環境には満足しています。そのため、今の住環境は維持しながらもモンテッソーリメソッドを家庭での生活に取り込みたいと思いました。家庭は子どものすべての基盤であるという認識を忘れずに、「自分でできることは自分で」のスタンスで子どもと接していきたいです。子どもに選ばせる、本物を使わせる、など家庭ですぐに実践できる事例が多く、さっそく日々の生活で取り組んでみます!
【まとめ】
自律した子に育てるためには必要以上に手を出さず、子どもが自分でやるのを気長に見守ることが求められます。非認知能力の大切さを説明した本にもよく書かれているアドバイスであり、子どもが自分でできるようになるためには親の忍耐が必須で、手間と時間をかけることなのだと改めて認識しました。日本ならではの従来の教育がベースにあるなかで、非認知能力を高めるために家庭でできることはどんどん実践していき、我が家のベストな子育てを追及していきたいです。