最高の子育て 高橋孝雄

【本の簡単な紹介】

多くの子どもたちの治療に携わってきた実績を持ち、その実体験や専門知識をもとにアドバイスを提供しています。親子のつながりや、自己肯定感の大切さを伝える内容で実践しやすいアドバイスが満載です。子育てに悩む親にとって心強い一冊です。

【なぜこの本を読んだのか】

最近下の子(3歳)が保育園に行きたがりません。ママと一緒にいたいと言われ、とても可愛いし嬉しいし自分だってずっと一緒にいたいのに、その気持ちを抑えてまで預けることに抵抗感があります。集団行動を頑張らせてしまっているのかなと不安にもなります。仕事をする・保育園に預けると決めたからにはその決断を後悔しないように子どもと向き合っていきたく、「子どもの力を信じる」というこの本からアドバイスをもらいたいと思いました。

【面白いと思った箇所】

・理想の母を追い求めない。子どもが好きなのは今のお母さん。

・共働き、短くても濃い時間があれば大丈夫。

【自分の考え、本への思い】

本冒頭の「失敗はすべて自分のせい」「あとで後悔したくない」とプレッシャーや不安で押しつぶされている。という親の気持ち・状態については、自分の気持ちを代弁してもらったかのようでした。両親にできるのは生まれてきてくれた我が子の底力を信じて成長していく姿を楽しみに見守ること。たったそれだけのことなのに、子どもの発達や成長で気になる点があると、自分の非を探してしまいがちです。でもそれも、理想が高すぎる「あとで後悔したくない症候群」に自分がかかっているからではないかなと思いました。自分の理想ばかり追い求めて親子で窮屈になっては、毎日の限られた触れ合う時間がもったいない!遺伝子を信じて、見守る。基本的で大事なことを忘れないようにしたいです。

【まとめ】

短くても濃い時間があれば大丈夫。共働きを応援してくれる言葉です。短い時間を嘆くのではなくて、限られた時間で子どもたちと笑顔で楽しく過ごすには?を考えていくべきです。日々子どもと過ごしていく中で、ついできない部分に目が行きがちですが、できていることに目を向けて褒める。着眼点を少しずつでもマイナスからプラスの場面に移行させていけたらいいな。自分の傾向を変えるのって大変なのですが、変えるべきは他人でなくて自分!勝手な親の理想像を追い求めずに、今を充実させていこう!!

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