5歳までにやっておきたい 本当に賢い脳の育て方 茂木健一郎

【本の簡単な紹介】

子どもの脳の成長にとって重要な時期である0~5歳の間に、どのような環境や刺激を与えることが最適かを分かりやすく解説しています。子どもの興味関心を引き出し、好奇心や創造性を育てるための具体的に書かれており、子どもの成長に関心がある人にとって役立つ一冊です。

【なぜこの本を読んだのか】

広告で、「脳は3歳までに80%が完成する」と聞き、親として脳の完成までにできることは何なのだろうかと気になっていました。脳を育てるとはどういうことなのかを知り、実践できそうなことから取り組みたく、この本から学ぼうと思いました。

【面白いと思った箇所】

子育ては子どもの可能性を見つけるための宝探し。0~5歳は脳の土台をしっかり作るべきタイミング。脳の土台とはドーパミンを出せるようにすることであり、それによって意欲が高まったり物事に積極的に取り組めるようになる。

【自分の考え、本への思い】

これからは、学びたいことを自分で見つけて熱中することが求められる時代になっていくと言われています。自分で見つけて熱中するためにも、脳の土台つくりが重要であることが分かりました。親にできることは、日々の生活の中で子供が情熱を持ったことを徹底的に追及させてあげる環境や関わりをもつこと。好奇心・探求心を育むために、新しい体験や子どものやりたいことをどんどんサポートすることによって、熱中する楽しさを何度も学び、脳の土台を強固なものにしていきたいです。

【まとめ】

脳の土台つくりは、どれも家庭でできることばかりでした。ただ、「親がかけた時間に比例して子どもは賢くなる」と書かれており、少し耳が痛いです。。共働きで子どもと関わる時間を充分にとれていないのではないかと日々不安に思っているからです。だからこそ、限られた時間の中で、本から学んだ内容を意識しながら子どもと関わっていきたいです(まずは図鑑を揃えよう!)。また、「ちょっと年上の子と遊ばせると脳はぐんぐん育つ」というポイントは励まされました。我が子は早生まれ。発達の進んだ同級生に囲まれて、どんどん刺激を受けて、向上心が高まってきているのかなと。。本からの学びをポジティブに捉えて、子どもの成長を子どもと一緒に楽しんでいきたいです。

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