【本の簡単な紹介】
イギリスでの子育て経験を通して得た発見や、実際に子どもが通ったスクールの教育方法をもとに、子育てのヒントを詰め込んだ一冊。
【なぜこの本を読んだのか】
「ひとつのケーキ」と「アート思考」というタイトルに惹かれて購入。6歳で世界絵画コンクールで優勝した子どもの親として、著者がどのように子どもと関わってきたのか、子育て方法を知りたいと思いました。
【面白いと思った箇所】
「ひとつのケーキ」は何でもない日にこそ。ご褒美ではなく「一歩踏み出したことをちゃんと見ていたよ」とプロセスの大切さを伝えることができる小さく温かいサプライズ。
【自分の考え、本への思い】
自分の中で、ケーキは記念日や頑張ったことへのご褒美とだけと捉えていたので、プロセスの大切さを伝えるために活用するというのは目から鱗でした。つい成果に注目して、その結果への意見等反応してしまいがちです。結果が出る前にケーキを活用してプロセスを認めるというのは親子双方にとってプロセスの大切さを認識するいい機会になるため、早速取り入れていきたい。
【まとめ】
国、学校、先生によって教育方法は様々です。著書内で紹介されているイギリスにも日本にもそれぞれ独自の文化があります。その中で親として大切なのは、子供が何に興味を持っているかに気づいて伸ばしていけるようサポートしていくことだと改めて思いました。そのためにも、子どもの興味・関心に対して高くアンテナを張り、よく観察して、どんどん挑戦して行ける環境つくりに励むことによって、子どもの可能性を引き出していけるようにしたいです。