子どもの心のコーチング 菅原裕子

【本の簡単な紹介】

子ども達が自己肯定感を得て、自分で考え、選択し、行動するためのコーチング手法を紹介。その中で、自己肯定感を高めるための言葉のかけ方や、感情の理解と受け止め方、自分自身を客観的に見るための方法などが分かりやすく説明されています。また、コミュニケーションを促進するための問題解決の手法も具体的な例を交えながら豊富に掲載されており、コーチングを実際に実際に行うにあたり役立つ一冊です。

【なぜこの本を読んだのか】

心のコーチングを読めば、子どもの心との接し方について学べるのだろうか?我が子は繊細で、一緒に過ごす中で心や感情を大事にしていかなくてはと思いつつ、子どもが感情的になっているとついこちらも余裕がなくなってしまうことが多いです。この本を読んで、子どもの心を豊かに育んでいくヒントを得たいと思いました。

【面白いと思った箇所】

・親は叱っているのではなく、自分の都合で怒っている。

・ダメなことを言えば言うほどダメになる。

【自分の考え、本への思い】

この本で勧めているハートフルコミュニケーション。人の能力を開発するコーチングの考え方を子育てに応用し提案したものです。ハートフルコミュニケーションによって生きる力を開発された子どもたちはいきいきと輝く目を持ち、積極的に生活に取り組んでいきます。また、コーチングによって、コーチとしても親の成長も促します。つまり子どもの心のコーチングをするにあたっては親自身の成長が必須なのです。子育てにおける自分の成長すべき点を把握するためにも、この本には具体的な例をを用いながら分かりやすく説明されており、さっそく今日からの子どもとの過ごし方に活かしていきたいと思いました。

【まとめ】

自分の子どもへの接し方について省みるポイントが多く、胸に刺さりました。特に面白いと思った箇所であげた2つ。これはまさに自分がやってしまっていることで、なんとなくよくないと思いつつ改善できずにいた部分です。過去叱ったと思える内容を振り返ると、結局は自分の都合で怒っていることばかり。叱りたい気持ちを一旦ぐっとこらえて理由を教えられるよう心がけていきたいです。(理由が教えられないような内容なら、叱らない!!頑張ろう。。)また、子どものなかなか治らない癖。指摘すればするほど悪化してしまうのであれば、自然に卒業するのを待てるよう自分の注意したい衝動を堪得る必要があります。もしくは癖が出ていない時を褒める!これがなかなか難しいのですが、良いところ探しを常日頃から行って、親子ともどもハッピーな時間を増やしていけるよう過ごしていきたいです。

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